和菓子職人が作る本格たい焼き北海道産小豆、能登の塩と金沢の醤油で作る土九のたい焼き

＜お待たせしました～　僕を食べてくださいなぁ～＞

みんな食ってるかい？

おいら爆食事朗。なんかさっきからめちゃ良い匂いがするんだ。おいらの鼻がピクピク道案内してくれたぜ。

これか！でっかい鯛ののれんがある店「たい焼き工房 土九」！ここから甘―くて香ばしいー匂いがしてきたんだな。

鯛は鯛でも、たい焼きだったぜ。白ごはんとは合いそうもないけど、めちゃくちゃ旨そうな匂いだ。店に入るとイケメンマッチョがたい焼きを手際よく焼いていた。このイケメンマッチョ、元々は和菓子職人だったらしい。

一口食べると、でかい羽根がカリカリの生地で、塩味がほんのり効いたあっつあつのあんこ。隠し味の奥能登の塩と大野醤油が使われていると説明されている。普通のたい焼きより、味が単調じゃなく深いのはこのせいか。

イケメンマッチョに話しかけると意外と答えてくれた。開業して10年。地元の食材にこだわって、人材育成にも力を入れているそうだ。若い職人さんを何人も育て、独立させている、人望があるイケメンマッチョ兄貴だった。

＜やばい！何個いっちまうんだ＞

「もう1個ください！」

「もう一個ください！」

一瞬で5個食っちまった。でも棚を見ると、カスタード、抹茶クリーム、アイス入りたい焼きも焼き上がってる。もちろん全種類いってやるぜ。秋には、さつまいもや、栗あんもあるらしい。絶対コンプリートだ！家で待ってる子どもたち待ってろよ。オーブントースターで温めたら、焼き立ての味だぜ！

「お土産に50個ください！」