REPORT-30

「加賀茶」生産の元祖、理右衛門の老舗日本料理や和菓子の味ともマッチした棒いり茶「加賀かほり」

2024.3.18

苦しい時が成長する時よ~、ヒキ シメ子です。

今回は、石川県小松市さんにある、歴史が長いお茶屋さんを発見したよ!

目印はこの大きな壺です。
雰囲気ありますね。


お店の前では、12代目の英夫さんとその息子13代目の英嗣さんが出迎えてくれました。
高身長で爽やかでドキドキ シメ子でした。キャッキャって感じです。

名は体を現す!1652年から続く、長く保つ店「長保屋」
・創業370年ですけど?
1652年創業というから素直に驚いた。関ケ原の戦いから50年後からの創業だなんて、歴史好きな僕はちょっと震える。茶の湯を好む加賀藩2代目藩主・前田利常公が石川県小松市(石川県南部にある海側の町)に隠居し、裏千家・千仙叟宗室を招いた。そこで茶樹の植栽を奨励したことから歴史が始まる「長保屋さん」。名は体を現しみたいです。
お店の中に入ると、ザ・お茶屋さん全開でした。
撮影用にライトアップしていい感じでしたよ。

<加賀棒茶って、ユーミン広めたよね>

・加賀棒茶って、ユーミン広めたよね?
加賀棒茶は今では知っている人も少なくないかもしれないが、その名の通り葉っぱの部分は使用せず茎だけを使用したお茶。元々は庶民的なお茶だったが、近年は上質な一番茶の茎を焙じた棒茶が人気。自分の記憶では、ユーミンが「金沢に来たら必ず加賀棒茶を買う」と言ったのが全国的に知られるようになった始まりだった気がする。
石川県の加賀地方では、たくさんのお茶屋さんで加賀棒茶を作っているが、製法はその店によりさまざまな特徴がある。長保屋さんの定番「加賀かほり」は、2種類の釜で煎る。香りを立てる釜と、味や渋みを重視した釜だ。そして浅煎り。この店で棒茶を作り始めた頃から、ずっとその方式を受け継いでいるのだそうだ。一口啜ると、スッキリと爽やかで、甘みも感じる。何より香りが素晴らしい。

<謙虚で穏やか、紳士の12代目/男も惚れる。爽やか青年13代目。>

12代目の長谷部英夫さんは、「学校卒業してから、ずっとここでオロオロやってます(店でウロウロしてます)」「もう50年経ったわ」とニコニコしていたが、「誰かせんなんやろう(誰かがやらないといけない)」と付け足した言葉に覚悟が滲んでいた。謙虚で穏やかな紳士。そんなの12代目は町内会長として長年、町のお世話をしていほど人望も厚い人でステキですね。。
最近、店をリフォームしたみたいです。歴史的建築を残す苦労もあるのかもしれないが、この店構えを見て欲しい。立派な店を残す重責を思うと、しみじみ尊敬の念が芽生える。
英夫さんの息子さん、英嗣さんは13代目として、今年2023年より家業に従事し始めた。15年ほど姫路でWeb関係の会社でソフトウエア開発していたそうだ。いずれは家業を継ぐつもりだったらしいが、35才から見習いとして始めたと話してくれた。語り口調が12代目と同じ、穏やかで紳士ですね。
祭りの話で盛り上がった。姫路も祭り好きな文化が根付いているそうで、「祭りなんで休みます」は当たり前で、小松市の「お旅まつり」には帰っていたそうだ。穏やかで紳士で祭り好き。いい男です。
「お茶を淹れて飲む楽しさ」を発信しようと、前職の経験を活かしウエブサイトの拡充やSNSでの発信にも取り組んでいる。Instagramのフォローをお願いします。

<夏には、「水ようかん」と「加賀かほりの水出し」で決まり!>

加賀棒茶は、番茶のような茶色ではなく澄んだ琥珀色だ。色は薄いが香りはしっかりあって、スッキリした味。そんな淹れ方ができれば正解みたいです。
緑茶と違い、熱々のお湯で大丈夫。冬は大きな湯呑であちちと言いながら飲むし、夏はなんと言っても「水出し」がオススメ。水の中に入れておくだけで出来る手軽さだが、蒸し暑い夏の日に飲むと、スッキリすること間違いなし。夏には水ようかんと水出し棒茶で楽しむ。夏の日差しにかざしてみると、キラキラ輝く琥珀色が神秘的にさえ感じる。じっくり味わって飲みたいところだが、美味しすぎてついゴクゴクと飲んでしまう、スッキリ香る「加賀かほり」もう~ほしくなりました。


ちょっとプチ情報!
「棒いり茶 加賀かほり」の淹れ方動画はこちらからです。

ここで偶然、またまた、編集者サダさんと会いました。本当にどこにでもいる人ですね。
ちょっとお願いされたので、定番の記念撮影をカシャ!
みんな、笑顔が良くて高身長ね!

≪長保屋茶舗≫棒いり茶「加賀かほり」ティーバッグ 3g×15袋/税込600円

スッキリと爽やかで甘みも感じる、長保屋さんの定番「加賀かほり」 はお買い物はこちらからね

このレポートを書いたのは…

ヒキ シメ子ひき しめこ

常に健康志向ですが、あるとき鏡の前でセットしてると 白髪が一本。プチッてきてバク食いになっちゃったときもあるかな。 ウソウソ、正解は、チートデイなのよ。 グルメ界のひみつのヒッコちゃんです。

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